2007年度 数理計画法
1月31日(木)13:00より期末試験を実施します(確定)。
試験範囲:ネットワーク計画(最大フロー問題、最小費用フロー問題)、
非線形計画(制約なし最適化, 制約つき最適化)
受験の条件:中間試験が合格であり,かつ後半のレポートを一回以上提出した学生
教科書、ノートなどの持ち込みは一切不可。
過去問:
2006年 :
2004年 :
2003年 :
2002年
単位が心配な学生は2月8日(金)午後6時までに問い合わせしてください。
これ以降は成績の変更は出来ません.
期末試験等の得点についての問い合わせについてはいつでも答えます。
授業の中間と期末に行われる2回の試験の結果,および
演習レポートの提出状況により評価を行う.
出席点は全く考慮しません。
ただし,
-
線形計画に関するレポートを一度も提出していない学生は,
中間試験の受験は不可
-
ネットワーク計画および非線形計画に関するレポートを一度も提出していない学生は,
期末試験の受験は不可
配点:中間試験 50点,期末試験50点,
レポート(全部合わせて最大)20点
合計100点以上は100点に切捨て。
合格の基準:合計60点以上,かつ中間、期末試験ともに25点以上
- 1/31 第13回目 期末試験
- 1/24 第12回目 非線形計画その4
- 1/17 第11回目 非線形計画その3
- 1/10 第10回目 非線形計画その2
- 12/20 第9回目 非線形計画その1
- 12/13 第8回目 ネットワーク計画その4
- 12/06 第7回目 ネットワーク計画その3
- 11/29 第6回目 ネットワーク計画その2
-
配布資料
-
最大フロー問題に対するパス増加法のデモ
(徳島大学池田先生のページ)
- レポートへのコメント:
- パス増加法は,各反復において残余ネットワークの一つのパスに沿って
フローを増加させます.複数のパスを使ってフローを増加させている学生が
沢山いましたが,それは誤りで,パス増加法とは違うアルゴリズムになります.
- 11/22 第5回目 ネットワーク計画その1
- 11/15 中間試験
- 問題 (pdf ファイル) --- 各問題の配点も
書いてあります.
- 講評
- 問1(a):各工場での日数を変数とおいても良いことにした.
表の各数値の意味を勘違いしている人が結構いた.
- 問1(b): 正解者は1人だけ.常に(0,0)が許容解であることに
気づいて欲しかった.
- 問2: 全体的に出来が良かった.(c)において(説明無しで)双対定理を
用いた場合は減点とした.
なお,(c)において相補性条件の使い方を間違っている人が結構いる.例えば
「(P)の制約式が等号で成り立つので y1 = 0が成り立つ」という感じの間違いです.
- 問3(b): 各不等号,等号がなぜ成り立つのか,説明がない場合には減点.
x_i >=0 という条件を明記していない証明が多い.
また,不等式標準形の場合の弱双対定理と混同して,y_j >= 0 という条件を
使った証明が多く存在するが,これは当然誤り.
- 問3(c): 「任意」という言葉の意味を良く理解せずに使っている証明が多い.
例えば,「任意の許容解 y に対して α= Σb_j y_j とおく」という文は誤り.
- 問4:
きちんと結論(許容解を持たない)およびその理由を書くこと.
一回目のx_a を非基底から出すピボット演算において,基底から
出す基底変数の選択に誤りが多い.
- 問5(a): 巡回,ピボット演算,出る基底変数,入る非基底変数などの
キーワードを使って説明すること.
- 問5(b):
きちんと結論(最適解と最適値)およびその理由を書くこと.
- 11/08 --- 研究室紹介の日のため
休講
- 11/01 第4回目 --- 線形計画その3
- 10/25 --- 塩浦が学会参加のため
休講
- 10/18 第3回目 --- 線形計画その2
-
配布資料
- レポートへのコメント:
- 問3,問4:結論が何なのか(最適解が存在する,非有界),また
その理由についてもしっかり書きましょう.
- 10/11 第2回目 --- 線形計画その1
-
配布資料
- レポートへのコメント:
-
問2.1: 変数の非負条件を忘れている人が多いです.
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系2.2: なぜ最適解となるのか,式を導出するだけでなく説明も忘れずに.
- 10/04 第1回目 --- 数理計画問題とは?